QMAリコードアリーナってどんなゲーム?
こんにちは。
QMAの最新作、マキシブコードが稼働したので早速やってきました。
雑感
今回のマキシブコードの目玉いえば、クイズゲームのQMAに何故か追加されたカードゲーム、リコードアリーナでしょう。このリコードアリーナ、生粋のカードゲーマーである私としては、クイズ×カードゲームというドストライクなジャンルのゲームがリリースされたということで、とても楽しみにしていました。
スマホ向けDCG戦国時代の今、リコードアリーナがどういう切り口でここに参戦してきたのか気になるところだったので、がっつりプレイしてきました。
リコードアリーナの特徴
根本のゲームシステムとしては、まあよくあるTCGだなといった印象なのですが、リコードアリーナ独自の他TCGにない最大の特徴としては、やはり"クイズフェイズ"の存在ですが、このクイズフェイズってどんなものなんでしょうか。
あ、そもそもルールを何も知らないよーって人は公式サイトのルール説明を見てみてくださいね。
クイズに正解さえすればいいってものでもない
「"クイズフェイズ"というものがある以上、全問正解前提なんでしょ?」「結局クイズが強いほうが勝つんでしょ?」とプレイ前は思っていましたが、このクイズ結果の試合への影響度はデッキ構築次第で調整することができます。
たとえば以下のリコードたち。
リコード | 能力 |
---|---|
トーキョー制服 ラスク キャラリコード <オープン時>【正解数2】このキャラを+2/+2する。 |
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トーキョー制服 ヴァニィ キャラリコード <オープン時> 次のピリオドの自分のクイズ回答時間を-2秒する。 |
ラスクはクイズに2問以上正解すれば、1/3/3のスペックになりますが、それ未満の場合、1/1/1の最弱スペックで場に出てしまいます。対してヴァニィはデメリット効果はあるものの、無条件で1/3/3で出すことができます。
クイズに2問以上確実に正解できるならラスクのほうが強いのは明らかですが、クイズに毎回確実に正解できる、という保証はないわけです。
リコード | 能力 |
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桜舞うアカデミー マヤ キャラリコード <アタック選択時> 【正解数3】相手のキャラすべてを-1/-1する。 |
この【正解数X】能力を持つリコードは多数存在しており、これらのリコードは無条件で効果が発動する他のリコードの能力に比べて、破格の能力を持っている事が多いのですが、常に「正解できなかったら…」のリスクがつきまといます。また、【正解数X】を達せなかった場合の多くは、リコードのコスト比に対してかなり弱いスペックとなることが多いです。
先程のラスクの例で言うと、構築時点でヴァニィを採用することでこのリスクを回避することができ、クイズ結果の試合への影響度が下がります。そのため、クイズにそこまで自信がない人でも、構築次第で十分まともな試合をすることができます。
クイズに正解すればするほど良いこともある
となると「構築さえ考えればクイズは別に正解できなくてもいいの?」となるわけですが、ルール上、クイズに正解すればするほど良いこともあります。
クイズフェイズ中に正解できた問題数に応じて、行動できるキャラが増えるというルールがあります。そのため、正解すればするほどアタック/ブロックの選択肢が増え、有利な行動を選択できるようになります。
しかし、「2問正解したので2体行動できるけど、【正解数3】のキャラしか出さなかったので、能力は発動していなくて弱いですー」では行動権を得ても意味がないため、やはり優先すべき考えはクイズ結果の影響度のリスク管理ということになると思います。
全問不正解だけはNG
ただし、全問不正解だけはNGです。アタックもブロックもできず、相手の行動可能なキャラ全員で、自プレイヤーへの直接攻撃をもれなく貰うことになります。2回以上直接攻撃を受けてしまった際には、その先には確実な死が待っていることでしょう。
最悪、1問でも正解していれば、そのターンを凌ぐくらいはできる印象でした。
結局、おもしろいの?
稼働してまだすぐの状況なので、ゲームバランスや環境的な視点では語れませんが、ゲームシステムとしてはおもしろいものになっていると感じました。
カードゲーマーに対してはすすめられるゲームだと思っていますが、クイズゲームが好きな人に対しては…正直1プレイでできるクイズの問題数はかなり少ない…!
とりあえず私的には好印象でしたので、リコードアリーナは続けていこうかと思います。気が向いたらリコード評価でもしますかね。
それでは。