りかまるのゲームブログ

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各SPスキルの強みを考える - QMAリコードアリーナ

こんにちは。

今回はQMAリコードアリーナのSPスキルについて語ります。

「SPスキル、使わずに試合が終わっちゃった」なんてことないですか?

SPスキルって?

まずはSPスキルのおさらい。

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(要は三国志大戦でいう宝具で、LoVでいうアルティメットスペルです。)

1試合に1回好きなタイミングで使えるため、使わないと損というか、使う前提でデッキの構築をすべきです。使わずに負けていたら、そりゃ使わなかったからでしょって感じになります。
SPスキルは全部で3種類あり、この中から1つ好きなものを設定できます。

マジドロー

2枚ドローする。

マジリターン

相手のゾーンIのキャラを手札に戻す。

マジパワー

自分のキャラすべてを+2/+0する。

マジドロー

どんなデッキでもとりあえず選んでおけば強い、汎用性のあるSPスキルです。

「デッキからリコードをドローする」効果をもつリコードは数多く存在するため、効果の特殊性はあまりありません。『聡き者は可能性を持つ』なんかは【正解数2】こそあるものの、同じく2枚ドローすることができます。
(1枚使って2枚ドローをするため、実質1ドローですが)

リコード 能力
f:id:recomaru:20180502091658p:plain 聡き者は可能性を持つ
マジックリコード
【消費型マジック】
【正解数2】2枚ドローする。

セットレベル1の「自分の『○○』がいるなら~」能力をもつキャラをデッキに採用している場合は、ピリオド1でマジドローを使用して対象のキャラを引き込むことができるようになりますし、『桜舞うアカデミー メディア』なんかもセットレベル1のキャラを3体揃える必要があるため、相性がいいです。

リコード 能力
f:id:recomaru:20180502103243p:plain 5度目の勝利 アロエ
キャラリコード
<アタック選択時>
自分の『5度目の勝利 ラスク』がいるなら、相手のAP2以下のキャラ1体をブレイクする。
f:id:recomaru:20180502091647p:plain 桜舞うアカデミー メディア
キャラリコード
<オープン時>
自分のキャラが3体以上なら、次のピリオド中、自分のプレーヤーのセットレベルは3になる。

また、ピリオド1でマジドローを使用することを前提に考えると、初期手札4枚+マリガンで最大4枚の引き直し、初期ドロー1、2枚、マジドロー2枚で最大12枚ドローを施行でき、ピリオド1で安定してセットレベル1のリコードを引き込むことができるようになります。

セットレベル1のリコードはピリオド1で必ず引きたいけれど、ピリオド2以降はなるべく引きたくないため、マジドローを使用してピリオド1でセットレベル1のリコードを最低1枚引き込むことを前提にすれば、デッキ構築の段階でセットレベル1のリコードの枚数を減らして、セットレベル2以上のリコードを多めに入れる強気の構築をする、なんてこともできます。

マジリターン

相手が使用してくることを一番警戒しなければならないSPスキルです。

「相手のキャラを手札に戻す」効果は現状『トーキョー制服 リック』『白衣の研究者 カイル』しか持っておらず、その発動条件も厳しめなため、ピリオド1から無条件でいつでも発動できるマジリターンはかなり強力です。

リコード 能力
f:id:recomaru:20180502091558p:plain トーキョー制服 リック
キャラリコード
<オープン時>
隣が『トーキョー制服 ハルト』なら、相手のキャラ1体を手札に戻す。
f:id:recomaru:20180502091640p:plain 白衣の研究者 カイル
キャラリコード
<アタック選択時>
【正解数3】相手のセットレベル3以下のキャラ1体を手札に戻す。

相手のキャラが1体しかいない場合、マジリターンを使用すればそのターンのアタックは全て相手への直接攻撃となります。そのため、逆に相手がSPスキルを使用していない場合、マジリターンであることを考慮して、なるべくキャラは2体以上出すようにしたほうがいいです。

相手のキャラが複数体いる状況においても、数を1体減らすことで直接攻撃が1回通るようになる状況はよくあるため、対戦中、常に「相手のキャラを1体減らせる」選択肢が取れるという強みがあります。

また、対象のキャラは手札に戻るため、この1枚が手札に戻ったことで手札上限に達する場合などは、次に発生するダメージドローやドロー効果も無力化できます。さらに、次のターン、相手はセットレベルの低いキャラを1枚手札に抱えることになるので、行動の選択肢を弱めることもできます。

マジパワー

使い所が限定されるが、盤面の戦況を変えることができるSPスキルです。

マジパワーは基本的に「今のAPでは敵を倒せないから困った」ときに使うことになります。"「今のAPで敵を倒せない」かどうか" は相手のキャラのHPによるため、相手の行動やデッキ構築に依存する面もあり、効果的なタイミングはかなり限定されます。

使用タイミングとしては、『威圧の眼光』などのAPを下げる効果を使用されたり、元々のAPが低いキャラをフィールドに出していて、そのキャラで相手を倒せなかったりする場合、マジドローでAPを上げて突破できることがあります。

リコード 能力
f:id:recomaru:20180502103347p:plain 威圧の眼光
マジックリコード
【消費型マジック】
相手のセットレベル3以下のキャラすべてを-1/-0する。

あまり汎用的ではないスキルですが、デッキ構築の時点でマジパワーを前提に考える方法もあります。たとえば、『桜舞うアカデミー ラスク』は強力な効果を持っていますが、APが2と低く、そもそもラスクのアタックが相手に受けられてしまうというデメリットを持っています。「ラスクを出したときはマジパワーを使う」という前提であれば、ラスクの欠点を補うことができます。(この場合、ラスクを除く自分のキャラ全てが+2/+2されるので楽しいことになりそう)

リコード 能力
f:id:recomaru:20180502091650p:plain 桜舞うアカデミー ラスク
キャラリコード
<アタック選択時>
このキャラを除く自分のキャラすべてを+0/+2する。

SPスキルはできるだけ隠すべき

相手が何のSPスキルなのかは、使用されるまでわかりません。

たとえば、今、自分がこのターンに出したいキャラが1体しかおらず、それが最善手であると考えていたとしても、相手のSPスキルがマジリターンであるかもしれないことを考慮すると、ここでは無理してキャラを2体以上出すようにしたほうがいいかもしれません。でも、相手が既にSPスキルを使用済みの場合は、安心して前者の行動を取ることができます。

こういうことを相手に考えさせる余地を作っておくことが重要です。自分のSPスキルを隠しておいたことで、相手が最善手でない行動をとってくれることは、後々こちらの勝利につながります。

上ではマジドローをピリオド1に使っていく強みを紹介しましたが、その裏では相手にSPスキルの考慮させなくしてしまうというリスクもあるということは考えておくべきですかね。


それでは。