Season2 どっかん!サマーパラダイス リコード評価:緑
こんにちは。
QMA リコードアリーナのSeason2 ブースター「どっかん!サマーパラダイス」のリコード達を独断と偏見で評価してみました。リコードの枚数が多いので、属性ごとに記事を分けようと思います。
Season2 ブースター「どっかん!サマーパラダイス」
Season2 どっかん!サマーパラダイス リコード評価:赤
Season2 どっかん!サマーパラダイス リコード評価:緑
Season2 どっかん!サマーパラダイス リコード評価:青
Season2 どっかん!サマーパラダイス リコード評価:黒
リコード評価:緑
リコード | 能力 |
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8thスタイル レオン キャラリコード 特殊効果なし |
評価:★★
『マジックペット ドラゴン』と同じステータスを持つ。緑であることにこだわりがなければ、同じステータスで特殊効果を持つ『扉の音色 ミュー』のほうが強い。
リコード | 能力 |
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エボルグリム グリム・ラスク キャラリコード <オープン時> 手札のセットレベル2以下のリコード1枚を捨て札にし、2枚ドローする。 |
評価:★
1枚捨てて2枚ドローするため、差し引き1枚手札が増える。セットレベルの低いリコードをセットレベルの高いリコードに入れ替えられれば、後のピリオド3、4で強い行動ができるようになる。
捨てるリコードの対象がランダムであることと、『エボルグリム グリム・ラスク』自身は盤面に影響を与えない2/3のバニラであるため、ピリオド2での行動が弱くなってしまうことが懸念点。
リコード | 能力 |
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8thスタイル サンダース キャラリコード <自分の消費型マジック発動時> このキャラを+1/+1する。 |
評価:★★★
効果を1度発動できれば3/5になり、セットレベル2の基本ステータス3/4を超える。ピリオド2におけるHP5は、多くの場合アタックを1回受けきれる。
リコード | 能力 |
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8thスタイル タイガ キャラリコード <ダメージドロー時> 自分のキャラ1体を+2/+2する。 |
評価:★★
<ダメージドロー時>能力のため、任意のタイミングで発動することはできないが、いつ発動してもだいたい強い。『サマーパラダイス タイガ』と相性はいい。
リコード | 能力 |
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8thスタイル ユウ キャラリコード <効果で出た時> このキャラを+X/+Xする。Xはこのキャラを除く自分のキャラの数に等しい。 |
評価:★★
ピリオド1に効力を発動するためには『ご~りゅ~♪』を使うしかないが、ピリオド1にゾーンⅢに4/4、ゾーンⅣに5/5を出しても、アクティブゾーンまでスライドしてこないこともあり、あまり意味がない。
『サマーパラダイス シャロン』を主軸においているデッキでは、ピリオド4にうっかりセットレベル1の『8thスタイル ユウ』がフィールドに出ても、5/5として仕事ができる可能性があるため、採用の余地がある。
リコード | 能力 |
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8thスタイル ヤンヤン キャラリコード <アタック選択時> デッキからセットレベル1のマジック1枚を手札に加える。 |
評価:★★
ステータスが1/2と低いため、ピリオド1においてはほとんど仕事ができない。
特定のマジックを起点に何かコンボを狙うようなデッキであれば、サーチ手段として採用の余地はあるが、セットレベル1のリコードにこだわりがなければ『スリーピング』でもサーチは可能。
リコード | 能力 |
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8thスタイル アイコ キャラリコード <ダメージを受ける時> 受けるダメージを-1する。 |
評価:★★
ダメージ能力を持つリコードが流行る環境であれば、採用の余地がある。
リコード | 能力 |
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8thスタイル マヤ キャラリコード <自分のキャラが効果で出た時> デッキからセットレベル4のキャラ1枚を手札に加える。 |
評価:★
ピリオド4のオープンフェイズ以降に手札にキャラリコードを増やしても通常は意味がないため、『サマーパラダイス シャロン』と運用する必要がある。しかし、『8thスタイル マヤ』の効果で『サマーパラダイス シャロン』や『8thスタイル マヤ』自身を手札に加えてもあまり嬉しくないため、他のセットレベル4のリコードを入れたいが、セットレベル4のキャラをデッキに増やしすぎると事故率が上がる。
また、『剛緑招来!』などでピリオド3に出すという手もあるが、効果で『8thスタイル マヤ』を出し、他の効果で更にキャラをを出さなければ『8thスタイル マヤ』の効果が発動しないため、達成が難しい。
リコード | 能力 |
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バンブーノ属 かみつきバンブーノ キャラリコード <オープン時> 手札のセットレベル3以下のリコードすべてを捨て札にし、このキャラを+2/+0する。 |
評価:★★
効果のリスクが大きく、それに対するリターンが小さい。
『サマーパラダイス シャロン』を使用する場合、低セットレベルのリコードを全て捨て札にすることで手札の質を上げられる。が、ピリオド3に『バンブーノ属 かみつきバンブーノ』と『サマーパラダイス シャロン』と他のセットレベル4のリコードを全て手札に構えられているような状況は、ピリオド2以前で手札事故を起こしていると思われる。
リコード | 能力 |
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夏服ゥ! カイル キャラリコード <ダメージを受ける時> 【クイズスコア相手以上】受けるダメージを-2する。 |
評価:★★★
クイズに自身がある人向けだが、HP5で「受けるダメージをー2する」効果はかなり守りが堅い。
リコード | 能力 |
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魔法具 バースデーケーキ キャラリコード <バトルフェイズ開始時> このキャラを除く自分のキャラ1体を+0/+Xする。Xは手札の枚数に等しい。 |
評価:★
「受けるダメージをーXする」能力をもつリコードに使用できれば夢があるが、対象がランダムであること、効果が手札の枚数に依存すること、ステータスの低いこのキャラでフィールドを1枠埋めてしまうことなど、不安要素が多々ある。
単純にHPを上昇させたいなら『メディーック!』があるし、HPの高いキャラを出したいだけなら、同様の効果を持つ『5度目の勝利 ヤンヤン』を使えば良い。
リコード | 能力 |
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夏服ゥ! リック キャラリコード <自分の消費型マジック発動時> 2枚ドローする。 |
評価:★★
ステータスは低めだがAPが2あるため、ピリオド1での最低限の仕事はできる。『おっとっと! アロエ』と似たような能力を持っているため、デッキの消費型マジックの枚数に応じて選択できる。
リコード | 能力 |
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エボルグリム グリム・クララ キャラリコード <アタック選択時> 自分のキャラが3体以上なら、このキャラを除く自分の最もAPの低いキャラ1体を+1/+1する。 |
評価:★★
ピリオド1にキャラを3体出したいケースはあまりなく、単純に強化したいだけなら『ヤルキデール』でいい。
リコード | 能力 |
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夏服ゥ! アロエ キャラリコード <スライド時> 自分のAPがHPより低いキャラ1体を+1/+1する。 |
評価:★★
『夏服ゥ! アロエ』自身も効果の対象になる。自身に効果が1回かかると『スライム属 スライム』と同じステータスのため、2回以上能力を発動させたい。が、そのためにはゾーンⅢ以降に配置する必要があり、ピリオド1にキャラを3体出したいケースはあまりない。ピリオド2以降においても他のキャラを強化する手段となりうるが、AP0のキャラを出している余裕があるか。
リコード | 能力 |
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エボルグリム グリム・マラリヤ キャラリコード <オープン時> 【正解数2】自分の緑キャラが3体以上なら、相手のHP2以下のキャラ1体を手札に戻す。 |
評価:★★★
ピリオド1に相手が出したHP2以下のキャラをあえて多く残し、ピリオド2に『エボルグリム グリム・マラリヤ』とマジリターンを絡めて全員で直接攻撃、という流れが一番お手軽な戦法か。
ピリオド3以降に素のHPが2以下のキャラがフィールドに出ることはあまりないため、『エボルグリム グリム・マラリヤ』を手札に構えているときは相手のHPをどこまで削ったら良いか?をよく考えておく必要がある。
リコード | 能力 |
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エボルグリム グリム・メディア キャラリコード <オープン時> 自分のライフが5以上なら、このキャラを-3/-3する。 |
評価:★★★
自分のライフが4以下なら7/7、5以上なら4/4となる。依存するのは自分のライフのみのため、自分がライフレースで勝っているときでも7/7にはなれる。
ライフがどこまで減っているかは試合の展開によるため、安定感はない。
リコード | 能力 |
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VAAAAN!! ヴァニィ キャラリコード <効果で出た時> このキャラを+2/+2する。その後、自分の「ヴァネッサ」を含むキャラ1体を+2/+2する。 |
評価:★★
『VAAAAN!! ヴァニィ』自身は前半の効果で5/5となるが、セットレベル3の基本ステータスが5/4のため、条件を満たしたわりにはあまり強くない。
後半の効果の対象の「ヴァネッサ」カードは第2弾ブースター時点で『湯気よさらば ヴァネッサ』しかいない。
リコード | 能力 |
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イケボ セリオス キャラリコード <オープン時> このキャラを+X/+Xする。Xは自分の設置型マジックの数に等しい。 |
評価:★★
セットレベル2の基本ステータスは4/3のため、設置型マジックを2枚以上設置した状態で使用したい。
リコード | 能力 |
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黒き写し身 グリム・ルキア キャラリコード <オープン時> 自分のゾーンⅠのキャラを手札に戻す。 |
評価:★★★★★
「自分のキャラを手札に戻すデメリット効果を持つ代わりに、素のステータスが高いよ」というリコード。一見デメリットに見えるこの効果にも、多くの利用価値がある。
・前のピリオドでHPの減った状態で生き残ったキャラをブレイクから逃れさせる
・利用価値のなくなったセットレベルの低いキャラを高いキャラに入れ替える
・<オープン時>能力を持つリコードを再利用する
・ゾーンⅠに空きを作ることにより、<スライド時>能力を能動的に発動する
他にも、『黒き写し身 グリム・リック』の「自分のゾーンⅠのキャラをブレイク」する効果を打ち消せたり、『黒き写し身 グリム・ルキア』を同一ピリオドに2体以上出すと、2体目以降は実質ノーコストで出せたりと、プレイング次第でどんどんメリットを引き出せる。
ただし、ピリオド4においてはキャラを4体並べたいケースが多く、『黒き写し身 グリム・ルキア』を出すと3体となってしまうことに注意。もちろん、ピリオド3に生き残ったゾーンⅠのキャラが死にかけで、次のターンに確実にブレイクされることが見えているなら、結果的なトータルダメージを考慮して、キャラを3体にしてでも出すべきケースはある。
リコード | 能力 |
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プッシング!? ユリ キャラリコード <効果で出た時> 相手の最もAPの低いキャラ1体を手札に戻す。 |
評価:★★★★
ピリオド1においても、緑キャラ2体と『ご~りゅ~♪』から簡単に効果で出せる。ピリオド1でキャラを1体除去できれば、直接攻撃も狙っていける。相手のキャラをバウンスできる能力はいつ発動しても強く、ピリオド2以降にも活躍の機会はあり、APも3あるため、一定の仕事はできる。
HPが1しかないため、ダメージ能力にはとことん弱い。
リコード | 能力 |
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闇より出でるのです ミュー キャラリコード <アタック選択時> 【正解数3】手札の自分と同値のセットレベルの緑キャラ1枚を出す。 |
評価:★
「手札のセットレベルXの緑キャラ1枚を出す。Xは自分のセットレベルの数に等しい」と書いてある。自分のセットレベルが2なら、セットレベル2のキャラは最初から普通に出せるじゃんという話なので、<効果で出た時>能力を持つリコードと併用する必要がある。第2弾ブースター時点では、セットレベル2以降の<効果で出た時>能力持ちは『ヴァニィとお呼び下さい! ヴァニィ』『8thスタイル ユウ』『8thスタイル マヤ』くらいで、強力な効果を持つリコードは少ない。
『闇より出でるのです ミュー』自身のAPが1しかないこと、【正解数3】が必要であることから、安定感も低い。
リコード | 能力 |
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湯気よさらば ヴァネッサ キャラリコード <スライド時> 手札の「ヴァニィ」を含むキャラ1枚を出す。 |
評価:★★
ピリオド3に手札に「ヴァニィ」カードを構えつつ、『湯気よさらば ヴァネッサ』と他のキャラリコードをセットしなければならないため、コンボパーツが多い。
<効果で出た時>能力を持つ「ヴァニィ」カードは『ヴァニィとお呼び下さい! ヴァニィ』『VAAAAN!! ヴァニィ』のみ。『VAAAAN!! ヴァニィ』とは相性がよく、出せれば5/5のキャラが2体並ぶことになる。
リコード | 能力 |
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紫の髪の人 ハルト キャラリコード <オープン時> 【クイズスコア相手以上】相手のHP2以下のキャラ1体を手札に戻す。 |
評価:★★★
『エボルグリム グリム・マラリヤ』と同様に「相手のHP2以下のキャラ1体を手札に戻す」効果を持つ。ピリオド1においては素のHPが2以下のキャラも多いため、発動は容易。
リコード | 能力 |
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サマーパラダイス シャロン キャラリコード <スライド時> 手札のキャラ1枚を出す。 |
評価:★★★★
ピリオド4において次から次へとフィールドにキャラを供給できるため、数の暴力で押し勝つことができる。『サマーパラダイス シャロン』自身のステータスがかなり低めなため、『気になる転校生』等で強化したい。
自分がライフレースで負けている状況だと、相手がアタックして来ず、スライドする機会がないまま終わってしまう可能性もあるため、『黒き写し身 グリム・リック』や『黒き写し身 グリム・ルキア』など、自分から<スライド時>能力を起動できるリコードを入れておいたほうが良いかもしれない。
リコード | 能力 |
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サマーパラダイス リエル キャラリコード <アタック選択時> このピリオド中に自分のマジックが発動済みなら自分のキャラすべてを+1/+1しHPを全回復する。 |
評価:★★★★★
まず前提として、効果の発動条件の「自分のマジックが発動済み」というのは、手札からマジックリコードを使用したかどうかではなく、マジックリコードの効果が発動したかどうかである。このマジックの発動というのは設置型マジックの発動でもよく、例えば『びっくりミサイル(小)』がすでに設置してあれば、これは毎ターン発動する効果を持っているため、『びっくりミサイル(小)』の効果が発動した時点で条件を満たしたことになる。そのため、毎ターン発動する設置型マジックを採用していれば、『サマーパラダイス リエル』の効果の発動は容易となる。
発動する効果は『サマーパラダイス リエル』自身を含み、自分のキャラ全員に『ヤルキデール』と『キズナオール』が発動するというとんでもないもの。相手のアタックをキャラで受けられるものは先に受けておき、手頃なところで『サマーパラダイス リエル』でアタックすれば全てをなかったことにできる。発動条件も難しくなく、色の縛りもないため、全てのデッキに採用できる余地がある。
リコード | 能力 |
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スリービング マジックリコード 【消費型マジック】 デッキからセットレベル3以下のマジック1枚を手札に加える。 |
評価:★★★★★
デッキのキーカードとなるマジックを気軽にサーチすることができる。また、デッキ圧縮により、<ダメージドロー時>能力の発動確率を上げられるという副次的効果もある。
デッキに入っているマジックが『スリーピング』以外1種類しかない場合、確実に狙ったリコードをサーチできるが、『スリーピング』を2枚以上デッキに入れると、『スリーピング』をサーチしてくる可能性があることに注意。
リコード | 能力 |
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よくできました! マジックリコード 【設置型マジック】 <バトルフェイズ開始時> 【正解数2】1枚ドローする。 |
評価:★
『よくできました!』を出すために1枚使っているため、2回発動しなければペイできない。
リコード | 能力 |
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ご~りゅ~♪ マジックリコード 【消費型マジック】 自分の緑キャラが2体以上なら、デッキから自分と同値のセットレベルの緑キャラ1枚を出す。 |
評価:★★★★
緑キャラが2体以上という条件から、緑キャラ多く入れたデッキに限られるが、「ピリオドXにセットレベルXのキャラを出す」というジョーカー的な役割を担える。
デッキから出すキャラもランダムなのだが、<効果で出た時>能力を起動することもできるため、ピリオド1に『プッシング!? ユリ』を出して相手のキャラをバウンスしたり、ピリオド3に5/5の『VAAAAN!! ヴァニィ』を出すなどやれることは多い。
リコード | 能力 |
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自分へのご褒美 マジックリコード 【消費型マジック】 【クイズ80点】自分のライフが相手のライフより少ないなら、自分のライフを1回復する。 |
評価:★
自分のライフが相手より低いときに【クイズ80点】を取っているなら、ちんたら回復していないで攻めて逆転を狙うべき。
リコード | 能力 |
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こりゃイケまっせ! マジックリコード 【消費型マジック】 【クイズスコア相手以上】自分のキャラすべてを+1/+1する。 |
評価:★★★
クイズに自身がある人向けだが、発動できれば当然強い。
リコード | 能力 |
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気になる転校生 マジックリコード 【設置型マジック】 <自分のキャラが効果で出た時> 自分のキャラ1体を+2/+2する。※1ピリオド1回のみ発動 |
評価:★★★★
試合中に1回でも発動できれば十分元は取れていると思うが、ピリオド1に設置すれば最大4回の発動機会がある。『気になる転校生』をデッキに入れる場合、当然「効果で出す」効果を持つリコードを多く入れる必要があり、デッキの方向性を決めるコンセプトカードになる。そのため『スリーピング』を使用するなどして、早めに手札に加えたい。
以上です。
Season2 どっかん!サマーパラダイス リコード評価:赤
Season2 どっかん!サマーパラダイス リコード評価:緑
Season2 どっかん!サマーパラダイス リコード評価:青
Season2 どっかん!サマーパラダイス リコード評価:黒